免疫力低下につながる「低体温」を克服しよう!

最近では年齢性別を問わず、低体温の方が増えていると言います。
一般に体温は36.5度が理想とされています。(わきの下で計測した場合、36.2度~36.3度くらいです)

体温が一度下がると、なんと約3割も免疫力が低下してしまうと言われています。逆に、体温を一度上げることが出来れば免疫力は5~6倍になると言われているそう。これはもう、低体温を克服するしかなさそうですね!

低体温になってしまう理由には、次のような事が挙げられます。
・加工食品や甘いもの、冷たいものの摂りすぎ
・ビタミン、ミネラル、たんぱく質などの不足
・冷暖房に頼りすぎる
・運動不足
・自律神経の乱れ

やはり生活習慣や食生活を改善することが、低体温克服の鍵のようですね。
では実際、どのような事をすれば低体温を克服できるのでしょうか。

①適度に筋肉を鍛える
筋肉の中にはミトコンドリアがあるのですが、これが熱を発生して体温を上げてくれます。ですから、筋肉量が多ければミトコンドリアも多くなり、熱を生み出しやすくなります。
ウォーキングやスクワットなどの適度な運動が良いでしょう。

②お風呂で温まる
体が温まるだけでなく、リラックスして自律神経のバランスも整いやすくなります。

③お酒やたばこ、冷たいものや甘いもの、カフェインなどを控える
食生活や嗜好品にも注意が必要です。

④ストレッチをする
とくに股関節(鼠径リンパ)を柔らかくしておくことにより、リンパの流れが良くなります。

⑤夏でもソックスやストッキングを履く
夏でも冷房が効いている場所では冷やさないように注意が必要です。

知らず知らずのうちに低体温を招く生活をしてしまっていることも少なくないかもしれませんね。
意識して低体温を克服しましょう。

免疫力アップに効く食材とは

免疫力を高めるためには食事も大事であるという事を先ほどもお話ししました。
では、どのような食品が免疫力アップに効果があるのでしょうか。

免疫力アップに効果がある食品は
・体を温める食品
・腸内環境を整える食品
・抗酸化力がある食品(細胞の老化を防ぐ)
・殺菌力がある食品

といえます。

これらに当てはまる食品は次のようなものです。

・にんにく
ニンニクに含まれるアリシンには殺菌力があるため、免疫力アップに効果が期待できます。
一日に2~3片食べるのが望ましいでしょう。2日ほどで効果が無くなってしまうため、定期的に摂取しましょう。

・生姜
ジンゲロールという辛み成分には殺菌力や免疫力アップ効果があります。また、加熱するとジンゲロールはショウガオールに変化し、体温をアップさせる効果があります。

・ヨーグルト
腸内の善玉菌を増やしてくれます。通常乳酸菌は胃酸で死滅してしまうことが多いため、腸まで届くものを選ぶと良いでしょう。食後は胃酸が薄くなっているため、食後に摂るのがおすすめです。毎日摂りたいですね。

・納豆
腸の老廃物を排出させる効果や、善玉菌を増やしてくれる効果が期待できます。サポニンが免疫細胞の餌になりますし、抗酸化力が高いのも特徴です。
1日に1パック摂るのが望ましいとされます。

・長いも
ぬめり成分のムチンが免疫力を高めてくれます。すりおろすよりも千切りにして食べるのがおすすめです。
ほかにもぬめりのあるサトイモ、なめこ、オクラなどでも効果が期待できますよ。

・梅干し
悪玉菌をやっつけ、免疫細胞を活性化してくれると言われています。

免疫力アップのための生活習慣とは

生活習慣は何においても大事ですが、やはり免疫力アップにおいても非常に重要です。
具体的には何に気を付けたらよいのかを見ていきましょう。

①睡眠をしっかり取ることが重要です。
きちんと睡眠を取ることによって自律神経のバランスが整います。
この自律神経は免疫力をつかさどっていますので、乱れてしまうと免疫力も低下してしまいます。

出来れば7時間~9時間程度の睡眠を取るのが良いようです。
なかなか寝付けないという時には、横になって目を閉じて、体を休めるだけでも少しは違いますよ。

また、朝起きたら太陽の光を浴びることも習慣にしましょう。体内リズムを整えることが出来ます。

②バランスの良い食事も大事です。
やはり食事は大事ですね。食品添加物の多い食品の摂りすぎや甘いものの摂りすぎは良くありません。

③適度な運動をする
ウォーキング、スクワットなどの適度な運動をすると、筋肉量を保つことが出来るため免疫力アップにおすすめです。
しかし、激しすぎる運動は疲労物質やストレスがたまり、逆に免疫力を低下させてしまうことがあるため注意しましょう。

④お酒やたばこに注意!
たばこは、肺の免疫力を低下させてしまいます。そのため、肺がんなどのリスクが高くなってしまいます。
また、アルコールも免疫力を下げると言われているようです。
これらの嗜好品はほどほどにしましょう。

やはり免疫力アップにも、睡眠、適度な運動、バランスの良い食事が大事だということがお分かりいただけたでしょうか。

そもそも免疫力って何?

風邪やインフルエンザが流行する季節になると、「免疫力」について気になりますよね。
でもこの「免疫力」が、具体的にどのようなものかをご存知でしょうか?何となく体を病気から守ってくれるものだという事は分かっている方が多いと思いますが、詳しく説明していくことにしましょう。

免疫の「疫」とは病気の事を指します。つまり免疫とは、病気からから免れるという意味になる訳ですね。
体内にある免疫細胞が、病原菌やウィルスなどが体内に侵入するのを防ぎます。また、体の中にできてしまった体に害のある細胞なども取り除いてくれます。免疫とは、体を病気から守るべくパトロールを続ける自己防衛機能なのです。

免疫細胞の主体となっているのは、血液の中にある白血球です。
この白血球の中にはリンパ球やマクロファージ、顆粒球などがあり、それぞれに違う役割を果たしています。
病原菌を発見するもの、情報を伝達するもの、実際に病原菌を攻撃するものなどそれぞれがバランスよく役割を果たすことによって、私たちの体を病気から守ってくれるというわけなんですね!

実は驚くことに、人間の体には一日に5000個程度のがん細胞が発生していると言われています。しかし免疫細胞ががん細胞をやっつけてくれているため、私たちは直ちにがんに罹ってしまうわけではないのです。
また、空気中には病原体などが漂っていて、それを吸い込んでしまうことも当然あるのですが、それも免疫細胞が退治してくれるおかげで病気にならずに済んでいるんですよ!

つまり、「免疫力」が高い人の方が、当然病気にかかりにくいということになります。
次からは、免疫力アップに効果がある事をお話していきます。